2018.01.16
エクセルでは、番号を関数で「1+1=2」のように
=B3+1
と一つ前のセルに対して「+1」としている方が多くみられます。
しかし、行の削除をした際に「#REF」と表記されてしまい、番号がエラーになる場合があります。


また、行の入替えをし、番号がうまく並ばない場合もあります。

そんな時振りなおさなくても番号のエラーが出ない関数があります。
ROW(ロウ)・・・行関数です。
エクセルでは、『ROW(ロウ)=行』です。
ROW(ロウ)関数を使って、行番号を求めることができます。
ROW関数を使うと次のようなことができます。
ROW関数は次のように入力します。
「範囲」に何も含めず「()」とすると、関数が入力されているセルの行番号が求められます。
今回の例では、B3列に「No」の行見出しを作成して、B4~B7に連続番号を求めます。
連続番号の開始は4行目なので、「=ROW()」で求めた行番号の「4」から「-3」を引いて、開始番号を『1』に調整して表示させます。


行の削除しても番号のエラーは出ず、通し番号のズレを気にする事なく、ゴリゴリと本来したかった仕事に集中できるます!
※ちなみに行を挿入した場合は改めてROW関数のコピーをすれば大丈夫です。
また、エラーの前の関数を「コピー → 範囲指定 → 貼付け」などと言う手間が省けます。
これでリスト整理のスピードは格段にアップし業務効率・業務改善につながります。
是非、ご利用ください。
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